現場状況
本日は、緑区にて行っていた給湯管の引き直し工事の最終日でした。
こちらのお客様は特に漏水が起きていた訳ではないのですが、お湯を出すと錆水がひどく、台所や洗面所のシンクが茶色に変色していました。
原因
原因究明のご依頼を先月受け、調査したところお湯側に鉄の管と銅の管が一緒に使われていました。
鉄も銅も給湯菅として使っても問題はないのですが、注意しなくてはいけないのが「同時に使わない事」です。
正確には「同時に使う場合には、必ず鉄管と銅管を絶縁する事」です。
金属にも相性みたいなものがありまして、相性の悪い金属を繋ぐとそこが急速に腐食するという特徴があります。(電蝕)
ですので、水道管として使う場合には、「同時に使用しない」、「どうしても使用する場合には絶縁用の継手を使う」というのが基本なのですが、意外に守られていない現場が多いです。
そういうお宅では、錆が異常に進むので、錆水(赤水)が出たり漏水が起きやすくなります。
作業内容
現状、給湯管の錆がひどい事と、鉄管と銅管がどのように使われているのかを全て調べるのは現実的ではないので、全てを新しくする「給湯管の引き直し工事」を提案させて頂き、今回その工事を終えてきました。
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費用
蛇口の中にも錆がひどかったため、全ての蛇口を新しく交換する事を含め、今回の工事は約20万円でした。
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